上司の価値観との違い

看護師にとって職場選びはどれだけ働き続けられるかに影響する重要なことである。働きやすい職場を見つけられると、ずっと仕事を続けたいという気持ちも生まれやすい。
看護師の仕事はそれ自体が大変になりやすいことから、勤務環境が良好な職場を選ばなければ仕事も長続きしないだろう。どのような職場を選べば良いか悩んだら、チェックしたいのが上司である。職場の状況は上司の意見に左右されやすく、働き方については特に意見が反映されやすい。そのため、上司の考え方と自分の考え方とが一致しているかどうかをよく考えてその職場が自分に合っているかしを判断するのは賢明と言える。
その際に重視すると良いのが価値観の違いである。看護とは何かというそもそもの考え方に違いがあると、仕事のやり方一つをとっても自分が思うようにできなくなってしまう。
一方、仕事に対する取り組み方についても考え方が異なっていると、自分のペースで働くことが難しくなるのは必然である。看護師として働く上では、自分の価値観をもって仕事ができるかどうかは大きな問題であり、その点で気を使いながら働くと苦しくなることは否めない。上司と意見が合わずに苦労を重ねてしまうと、仕事自体にはやりがいがあっても職場に行きたくないと思ってしまうようになる可能性は高い。そのため、もし上司と価値観に違いがあると感じたら転職も考慮した方が良いだろう。
自分の考えとマッチした職場を見つけ出すことが、末永く働くのに欠かせないのである。